自担が結婚した、わたし以外の人と
2024年3月3日
ひとつのことに執着しない、何ひとつ長続きしない飽き性のわたしが唯一長年「好き」を貫き通していた自担が結婚した。
別の人を担当としておきながらコンサートには加藤成亮の団扇しか持って入らない。加藤成亮しか見ない。
そんな天邪鬼な当時小学生だったわたしが、担当としてあなたを名刺がわりに名乗るようになるまで実はとても時間がかかったけれど、初めて成亮と名前を貼った下手くそな団扇を持ってコンサートに入ってからもう18年が経ちます。
あなたが30代に入り、雑誌、ラジオ等で「友人に子供が生まれた」「子供を含めた友人家族が自宅に来てみんなでパーティーをしている」と言うのを見たり聴いたりする度にひとつだけ心に決めていたことがあります。
加藤成亮が結婚を決めた時にはどのような感情になったとしても一言目はおめでとうと伝えよう、と。
その日がきたらどうなることかと心配してましたが、こうして結婚した今振り返ると、発表を見た直後は思ったよりもシンプルに発表を受け止めることができました。
そして自然と心から彼の幸せを祈っていました。
すぐにTwitter(まだXに魂売れなくてすまんな)で彼に祝福の言葉を送れたわたしGJ!
はなまる満点です!!!!!
すぐに発表された事実を受け止めることができたのは、彼がヲタクに向けた言葉、行動の節々に「結婚」を感じて私自身覚悟ができていたこと、それがかなり大きいと感じています。
現に、わたしは今年彼が結婚するのではないかと感じていて、2024年2月29日に彼に向けて5年ぶり(公開処刑以来)のファンレターを書きました。
※お見せするにはあまりにも字が汚いのですが…
通常であればこんなふうに書いたファンレターを写真に残すことはなかったと思うのですが、なんとなく頻繁に書くタイプではなかったからこそもしかするとこれが最後の彼に向けたファンレターになるかもしれない可能性もあると感じ、写真に残していました。
とはいえ、発表があるとしたらツアー後だと思っていたので、こんなにも早く発表があるとは思っていませんでしたが。
過去に幾度となくヲタクの幸せ、メンバーの幸せだけを願ってきた彼が去年
ヲタクに幸せになってもらうには自分が幸せにならなければいけない
自分の幸せも大切にしたい
という類の発言をしたこと。
20周年ということも重なったこともあるけれど、頑なに未来を約束してこなかった彼が事ある毎に
ヲタクに向けた感謝とこれからも一緒にいて欲しいと伝えた
事。
もう充分幸せにしてもらったから幸せになってしまえよ、と心から思って書いたファンレターでした。
これは紛れもなくわたしの本心です。
ヲタクの数が少ない時から広い会場で自分のヲタクを探してファンサービスしてくれてた彼。いつだって根底にはヲタクへの感謝とヲタクの幸せがあったと私自身が彼と重ねてきた思い出からも証明できる。
そんな彼だから、これからも応援していきたいと何度も何度も思ってきました。
何十年と大好きで大好きで、何にも変え難いそんな存在だからこそ、どうかどうか幸せであって欲しい。
彼は自分はいなくてもどうにかなった、そんな存在だと言うけれど、もう一度人生をやり直す日が来たとしても彼無しの人生はわたしには考えられない。それくらいわたしの人生に彩りを与えてくれたんだよ。
好きだったからこそ、沢山の思い出と幸せをくれた彼の幸せを願わずにはいられない。素直に心から彼の幸せを祈っています。
でも、一晩あけて二晩あけてまだ夢じゃないまだ夢じゃないと思ってしまうくらい寂しい。
一度だって自分のものではなかったはずなのに、誰かのものになってしまったという事実がとても寂しい。
ヲタクがそう思うであろう、そんなことも見越してコメント出したのはあっぱれだったね。
発表すぐは5月大阪に行って結婚おめでとうを一番に伝えたいと思っていたけれど、きっと笑顔で会えないのはヲタクの幸せを祈ってくれた彼が悲しむだろうから、もうすこし時間を空けようと思います。
もうすこしメソメソだけさせてください。
3日から一度も泣くことなく来たはずなのに、文字にしたからかここにきて急に涙が止まらなくなってしまった。
こうやって文字に起こしている今も気持ちの整理がつかなくて、うまく言葉にできていないけれどこんなにも大好きな人が私じゃない人と結婚する経験なんてきっとないから今思っていることを残しておきます。
世界で一番大好きで大切な加藤成亮さん。
どうかどうか幸せでいてください。そして、ヲタクの気持ちに配慮することなく、幸せだよってあなたがヲタクに伝えられる日が来ますように。
ありったけの思いをこめて。結婚おめでとう。
2024年3月5日
名もない加藤成亮のヲタクより